24時間テレビ「虹色のチョーク」の原作モデルは川崎の日本理化学工業

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2023年の24時間テレビは、8月26日(土)・8月27日(日)に放送されます。

今年のドラマは、なにわ男子の道枝駿佑さんが主演ということで、話題になっていますね!

ドラマ「虹色のチョーク」は、社員の大半が知的障がい者のチョーク会社が、会社の存続を賭けて新商品の開発に挑むという実話を元にしたストーリー。

そこで、「虹色のチョーク」のモデルとなった会社「日本理化学工業株式会社」についてまとめました。

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目次

24時間テレビ2023ドラマは道枝駿佑主演の「虹色のチョーク」

https://www.ntv.co.jp/24h-drama2023/

キャストは? 主演は なにわ男子の道枝駿佑

大森広翔 / 道枝駿佑(なにわ男子)

大日本チョーク社長の長男。

やりたいことが見つからないまま、父が経営するチョーク会社に就職。

入社当初は障がい者雇用をめぐり父と衝突するが、従業員たちの労働への真摯な姿勢から、「働く幸せとは何か」を学んでゆく。

佐倉結 / 芳根京子

大日本チョークで仮採用として働き始めた知的障がい者。グループホームから通っている。

自閉スペクトラム症の傾向があり、広翔よりもたった一日早く入社した自分を「先輩」と呼ばせたり何かと「こだわり」が強い。

東村勝也(カッチャン) / 戸塚純貴

大日本チョークで働く知的障がい者。結と同じグループホームの利用者でマスコット的存在。

自閉スペクトラム症の傾向があり、コミュニケーションがかなり苦手。相手の気持ちに関係なく一方的に同じ言葉を何度も何度も繰り返す。

三輪加代子 / 小林聡美

結が生活するグループホーム「しきさいのいえ」の世話人。

3年前に自宅を障がい者専用のグループホームにリフォームし、知的障がい者の結やカッチャン、奈央と岸田くんの世話をしながら、楽しく暮らしている。

大森彰男 / 江口洋介

大日本チョークの社長。広翔の父。

創業者である父(広翔の祖父)から会社を継ぎ、15年前に障がい者雇用をスタートさせた。

虹色のチョーク|あらすじ

大森広翔(道枝駿佑)は、父・彰男(江口洋介)が社長を務める『大日本チョーク』で働くことになった。

とりあえず…の軽い気持ちで入社した広翔を待っていたのは、社員の半数が知的障がい者という現実!

彰男は知的障がいのある結(芳根京子)を仮採用。会議を開けば『結にどんな仕事が向いてるか』をみんなで話し合う…。

「このままじゃ絶対にヤバい」とあきれる広翔は、障がい者雇用にこだわる彰男に反発。

そんな広翔は結の暮らすグループホームで障がい者雇用のきっかけを作った世話人・加代子(小林聡美)との出会いから障がい者たちのことを理解していく。

「働くことでしか得られない幸せがある」

結たち社員と過ごすうち、大切なことに気付いていく広翔。

下請けの打ち切り…社員に生じる亀裂…相次ぐトラブルに悩みながらも、みんなの夢をかなえる新商品の開発を決意する。

「働きたい」というみんなの思いが、倒産寸前の町工場に奇跡の虹を架ける!

ドラマは実際の工場で撮影し、従業員の皆さんも出演されています。

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虹色のチョーク|原作やモデルの会社は?

虹色のチョークの原作は?

原作:小松成美『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』(幻冬舎文庫)

社員の7割が知的障がい者である川崎市内のチョーク製造会社「日本理化学工業」の、福祉への取り組みと経営姿勢に迫ったノンフィクション作品。

日本理化学工業の会長や社長や働く社員、さらに障がい者のご家族へのインタビューを通して、「働く幸せ」を伝えている。

「人は働き、役に立つことによって幸せになれる」ということを伝える一冊

目次

  • 序章
  • 第1章 日本でいちばん大切にしたい会社と呼ばれて
  • 第2章 障がい者を持つ家族の思い
  • 第3章 働く幸せの実現に向けて —会社が乗り越えてきた苦難
  • 第4章 チョーク屋に生まれて —経営者としての天命
  • 第5章 障がい者とその家族が生きる道
  • 終章

原作の紹介はこちら

虹色のチョークのモデルは?日本理化学工業株式会社

日本理化学工業株式会社 概要

モデルとなった日本理化学工業株式会社は、神奈川県川崎市の文房具・事務用品の製造販売を行う企業。

社    名日本理化学工業株式会社
住    所神奈川県川崎市高津区久地2丁目15番10号 〒213-0032
代 表 者代表取締役 大山 隆久
会社設立昭和12年2月13日
資 本 金2000万円
事業内容ダストレス事業部-文具、事務用品製造販売
ジョイント事業部-プラスチック成形加工
社員数92名(うち知的障がい者63名)【2022年12月現在】
https://www.rikagaku.co.jp/company/outline.php

工場は北海道美唄市にもあり、そちらにも知的障がい者が在籍しています。

障がい者雇用について

日本理化学工業は全従業員94人中66人が知的障がい者(この内25人が重度障がい者)が働いている、チョーク製造を主とした会社です。1960年3月に障害者を2名雇用したことから始まり、現在に至るまで障害者雇用を続けています。

1960年に入社した第一期の知的障がい者は、60歳の定年を迎えた後も嘱託社員として、68歳(53年間)、65歳(48年間)まで勤務

ジョブコーチ制度もない時代から、企業使命として障がい者採用を行ってきた日本理化学工業の採用基準は以下となります。

  1. 自分の身辺処理は1人でできる

2. 簡単でも返事ができる

3. 一生懸命仕事する

4. 周りの人に迷惑かけない

障がい者多数雇用を目指したのは、禅寺のお坊さんからの教えがあったからです。

「人間の究極の幸せは、1つは愛されること、2つ目はほめられること、3つ目は人の役に立つこと、4つ目は人に必要とされることの4つです。福祉施設で大事に面倒をみてもらうことが幸せではなく、働いて役に立つ会社こそが人間を幸せにするのです」

https://www.rikagaku.co.jp/handicapped/chairperson.php

障がい者雇用の難しさは、採用よりも、その後継続して気持ちよく働いてもらえる環境を作れているかということですよね。

たくさんの障がい者の皆さんが定年まで勤められるというのは、素晴らしいですね!

商品いろいろ

たくさんの商品がありますが、一部をご紹介します。

  • キットパス
    • 窓ガラスに描いて消せる筆記具
    • スムースな描き味と鮮やかな発色
    • 水で溶かせば水彩画も楽しめます
    • 黒板には使用できません
  • ダストレスチョーク
    • 主原料は、歯磨きなどに使われる炭酸カルシウム
    • 粒子が重いため、粉末が飛散せず、着衣や室内が汚れない
    • 均質な粒子で作られ、カスレのない鮮明な文字
    • 磨耗度が少なく、石膏チョークに比べ、2倍以上長く使える
  • つみき黒板かたちシリーズ
    • つみき:アンダー材
    • つみき:1片 / 黒板拭き / ダストレスチョーク:6本6色(細軸)のセット
  • なつかしの黒板ふきシリーズ
    • 画面クリーナー
    • おひるねまくら

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まとめ|「虹色のチョーク」の日本理化学工業ってどんな会社?

今回は24時間テレビ2023のドラマ「虹色のチョーク」のモデルとなった日本理化学工業についてまとめました。

  • ドラマ「虹色のチョーク」は、社員の大半が知的障がい者のチョーク会社が、会社の存続を賭けて新商品の開発に挑むという実話を元にしたストーリー
  • 主演は なにわ男子の道枝駿佑さんと芳根京子さん
  • ドラマは実際の工場で撮影し、従業員の皆さんも出演している
  • 虹色のチョークの原作は小松成美『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』
  • 虹色のチョークのモデルは川崎市にある日本理化学工業株式会社
  • 1960年3月に障害者を2名雇用したことから始まり、現在も障害者雇用を継続

なにわ男子の道枝駿佑さんと芳根京子さんの表情が豊かで、いいドラマになっています。

このドラマをきっかけに、社会全体に障がい者雇用の理解が深まることを期待しています。

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